介護現場での腰痛を
予防するための対策

介護現場での腰痛を予防するための対策 介護
介護現場での腰痛を予防するための対策

結論

介護現場では日々、
腰に負担がかかる業務が多くあります。
腰痛の原因は
筋肉が固まってしまって
腰に過度な負担がかかってしまうことが多いようです。
介護現場における腰痛対策は重要です。
介助の動作の見直しや環境の改善などの対策を行うことで、
負担を減らし、労災リスクを軽減できます。

腰痛対策の重要性

介護現場では、高齢者を抱えたり
中腰の姿勢での介助を行ったり
腰に負担がかかる業務が多くあります。
実際、私の働いている職場でも
仕事中に腰を痛めてしまう人を
何人も見てきました。
腰痛は若い人でもなりうる症状になります。
腰痛が慢性的になると
介護で働くことも難しくなりますし、
私生活でも支障をきたすことにもつながります。
介護現場では、
こうした職場での腰痛を予防するために
積極的な対策が求められます。
特に負担を軽減し、
労災リスクを最小限に抑えることが必要です。

腰痛予防における改善のポイント

介護現場での腰痛を予防するには
いくつかのポイントがあります。
今回は職場で実践できる腰痛予防と
普段から実践してほしい介護予防に
分けてご紹介します。

腰痛を予防するための対策~介護現場編~

介護の現場でも腰痛予防はできます。
以下の2つを理解し、介護の現場で実践してください。

介助の動作の見直しと腰痛ケア

腰痛ケアには介助の際の動作を見直し、
正しい姿勢や体の使い方を学ぶことが大切です。
(ボディメカニクスともいわれます。)
正しい姿勢や体の使い方を知れば、
介助の身体的負担も軽減することができ、
腰痛予防にもなります。

積極的に体を動かすことと腰痛ケア

結論でも示しましたが、
腰痛の多くの原因は
同じ姿勢による血行不良で
筋肉が固まってしまうことです。
おむつ交換や入浴介助など
中腰のまま長時間介助を行うと
体が固まってしまい、
急に立ち上がることにより
腰痛を発症してしまう場合があります。
なので、合間に数十秒でもいいので
立ち上がったり伸びをしたりして
腰を伸ばすようにしてください。

更に、お昼休憩や仕事が始まる前に
ストレッチをするのもおすすめです。

今は動画やSNSでも簡単にできる
ストレッチが載っているので
ぜひ実践してみてください。

腰痛を予防するための対策~プライベート編~

介護現場では、腰痛リスクを低減するために、
移乗の安全性や状況に応じた適切な方法の指導が必要です。
しかし、介護現場以外でも腰痛を予防するためにできることはあります。

仕事終わりや休日に行える腰痛ケア

家に帰ると体も疲れてしまっていますよね。
さっさとシャワーを浴びて
寝てしまいたい気持ちを
抑えてゆっくりお風呂に入ることも腰痛予防になります。

あったかい湯船に浸かりながら
体をマッサージしたり
体を洗いながら屈伸運動するのも
腰回りの血流が良くなり時短ケアにもなるのでお勧めです。
時間に余裕がある時は
お風呂後にストレッチやマッサージをすると
より効果的です。

プロの手を借りる

自宅でケアするのが大変だったり、
既に腰痛になりかけている場合は
プロの手を借りるのもありです。
休日などを利用して接骨院や整体、
マッサージなどに行くのも良いでしょう。
実際、私も接骨院を利用していますが、
的確に悪いところを教えてもらうことができ、
しっかりケアもしてくれます。
自分ではなかなかケアできないところを
延ばしたりしてもらえます。

腰痛ケア用のグッズを使うのもあり

既に腰に違和感や痛みがある人は
腰痛ベルトやコルセットを使用するのも良いでしょう。
また、骨盤ベルトを使用し
正しい姿勢を保って介助を行うことが可能です。
他にもストレッチ用のポールや
フォームローラーなどを使って
腰回りのストレッチを行うとより効果的にケアできます。

水分補給も大切

ここまでは、何となく聞いたことがあるような腰痛ケアかもしれません。
しかし、腰痛予防として気を付けてほしいのがこまめな水分補給です。
体の水分が不足すると、血液の循環も悪くなり、筋肉も固くなります。
そうすると腰痛の要因になってしまいます。
私も実際経験がありますが、
介護現場は日々忙しく、
水分を取ることをついつい忘れてしまいがちでした。
その結果、背中から腰にかけて筋肉が固まってしまい、
痛みが発生し接骨院にかけこみました。
先生からもやはり、
「水分不足だね」と言われてしまいました。
そこからこまめに水分を取るように気を付けています。

まとめ

介護現場における腰痛対策の重要性は大きいです。
介助中の姿勢や動作により、
若い人を含め多くの人が腰を痛めています。
介助中の姿勢と体の使い方の見直しや、
適度な休憩やストレッチ、
湯船に浸かったり接骨院の施術を利用するなど
介護現場や自宅でのケアも重要です。
水分補給も忘れずに行うことが大切です。

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