介護の仕事をする上で
介護福祉士の資格を目指す方は多いのでは
ないでしょうか。
実務経験と実務者研修さえ受けていれば、
後は試験に合格すれば
介護福祉士の資格を取得することができます。
しかし、仕事や家事と両立させながら
介護福祉士に合格するためには、
計画的な勉強と効率的な時間活用が
不可欠です。
実際、私の周りでも
実務経験を積んで
介護福祉士を受けたいと
何人も相談を受けましたが、
掘り下げて聞いてみると、
「忙しくて勉強できるか不安」
「勉強時間をどうやって確保すればいいかわからない」
というような言葉が多数ありました。

私自身、未経験で介護の仕事につき
実務経験を積んで働きながら
介護福祉士の勉強をして無事
1発合格することができました!
ここでは、そんな私が
「働きながら介護福祉士に合格する勉強計画の立て方」
について詳しくご紹介していきます。
仕事との両立を図りながら、
隙間時間を上手に活用し、
適切な参考書や問題集を利用することで、
合格への近道が見えてきます。
このブログを参考にして
みんなで来年に向けて
介護福祉士合格を目指しましょう!
仕事を両立しながら介護福祉士に合格するための効率的に勉強するための勉強計画の方法とは
働きながら介護福祉士に合格することは、
多くの人にとって
ハードルが高く感じられるかもしれません。
「学生と違って今は家事や仕事で忙しい」
「がっつり勉強する時間を作るのは難しそう」と思っていませんか?
しかし、がっつり勉強時間を
確保しようとする必要はありません。
毎日少しずつステップを踏むことで、
無理なく試験合格に向けて
勉強を進めることができます。
そのためには、
まず勉強の計画を練ることから大切です。
計画的なアプローチとステップごとの
効率的な方法を取り入れることで、
目標達成は十分に可能です。
それではさっそく仕事を両立しながら
介護福祉士に合格するための具体的な手順を見ていきましょう。
ステップ①介護福祉士の合格ラインを確認
試験センターによると
介護福祉士合格ラインは以下の通りです。
ア 総得点125点に対し、得点75点以上の者
イ アを満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があっ
た者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本
②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術 ③社会の理解
④生活支援技術 ⑤介護過程 ⑥こころとからだのしくみ ⑦発達と老化の理解
⑧認知症の理解 ⑨障害の理解 ⑩医療的ケア ⑪総合問題
※公共財団法人社会福祉振興・試験センター
この合格ラインに乗れば、
介護福祉士合格が達成できますよね。
合格ラインがわかったら、
目標も立てやすくなります。
ステップ②試験のスケジュールの確認
まずすることは、
試験までのスケジュールの確認です。
・試験の日付はいつなのか
・試験まで何日あるのか
・休日は何日あるのか
・試験の概要や受験資格の確認
公共財団法人社会福祉振興・試験センター
試験まであと何日あるのか、
試験の科目は何種類あるのか、
どんな内容なのかを確認します。
大きな目標である介護福祉士の試験という
ゴールがどこにあるのか分からなければ
そこにたどり着くまでの道もどこを
通ったらいいのか分かりません。
先の見えない努力は長くは続きません。
しっかりゴールに向けて
目標を設定していきましょう。
ステップ③自分の1日の流れを確認
今度は自分のスケジュールを確認しています。
普段の1日の流れを
できるだけ細かく書き出していきます。
書き出したら、
そのスケジュールから
「勉強できる時間」を見つけます。
重要なのはちょっとした隙間時間も探すこと。
例えば、仕事に行く間の通勤時間、
職場に到着してから
仕事が始まるまでの時間、休憩時間
携帯を見る時間など
1分でも時間があるなら書き出します。
スマホを見る時間くらいの時間でもOKです。
休日と平日では1日の流れが
違うこともありますから
別々で書きだすのもいいと思います。
隙間時間を合計すると
意外と1日1時間以上勉強時間が
確保できるのではないでしょうか?
まとまった時間を取らなくても
その隙間時間を使って勉強を進めていきます。
ステップ④月ごとの目標を決めていく
試験合格という目的のために
毎月の目標を立てていきます。
私がお勧めなのは
試験当月から逆算して計画を立てることです。
試験を受ける1年前から勉強する場合、
試験を受ける月は試験直前なので試験と同じ状況で過去問を解きまくる
試験1か月前は過去問題の苦手な項目などを重点的に勉強する
試験2か月前は過去問3年分を解く
・
・
・
試験12か月前 参考書2冊を読み込んで試験の流れをつかむ
のような目的から逆算して
月ごとの目標を設定することで
目的までの道ができます。
ゲームでいうと
ステージを順番に達成していけば
最後のボスは倒せますよね。
月の目標も毎月達成していけば
試験に合格できるというわけです。
月の目標は大雑把に書いて問題ありません。
ステップ⑤細かいタスク設定をする
月の目標設定ができたら、
その月の目標が達成できるようにするために
より小さいタスクを設定していきます。
ここで大切なのは
・すぐできること
・日常の動作に組み込めること
・毎日続けられること
・自分のスケジュールに組み込めること
・細かい数字を入れること
ただでさえ時間に追われて疲れているのに
やる気を出すのはなかなか大変ですよね。
1か月で参考書を2冊読むとすると
「そんなに読む時間ない!」と
思ってしまいますよね。
でも、勉強するきっかけのハードルを
極力下げていれば、毎日続けられます。
短い時間ですぐ取り組めることを
なるべく出すのが良いです。
例えば、
・会社について仕事が始まるまでに1ページ参考書を読み進める
・アプリでトイレに行くたび1ページ参考書を読む(6ページ)
・お風呂に浸かってる間に参考書を読む(10ページくらい)
・寝る前に3ページ参考書を読む
・朝起きたら2ページ参考書を読む
・休憩時間10分だけ参考書を読む(大体10ページくらい)
最低32ページ×5日×4週間=640ページ(約2冊分)
などです。
平日だけでも参考書2冊読むという
目標は達成出てしまうんです。
目標を細分化することで
少ない時間でも少しずつ
積み上げていくことが可能です。
ステップ⑥タスクを実践して月末に振り返りをする
後は細分化したタスクを
毎日こなしていくのですが、
途中で月末に振り返りをしましょう。
タスクはできているのか、
できていなければタスクをできるように
さらに細かくしたものを
設定して目標達成に繋げていきましょう。
ステップ⑦休みの日は長めに勉強時間をとりましょう
平日はまとまった時間が取れなくても、
休日は勉強時間を長めに確保できるように
計画を立てましょう。
例えば
休みの日でも仕事と同じ時間に起きて
2時間勉強に当てるとか
寝る前でも良いです。
思い切ってファミレスやカフェに
場所を変えて勉強してみるのもおすすめです。
わたしは家で家事とかが気になって
集中できなかったりするので
気分転換もかねて
朝カフェに行ったり
ファミレスで勉強したりします。
美味しいコーヒーやスイーツを楽しみに
勉強するのもモチベーションが
上がっていいですよね。
仕事との両立が難しい状況でも、
焦らずに目標に向かって進むことが重要です。
最初に自分のスケジュールを
しっかりと把握し、
どの時間帯に勉強を充てることが
できるか確認しましょう。
夜間や週末を有効活用することで、
限られた時間の中で効果的な学習が可能です。
まとめ
介護福祉士に合格するためには、
隙間時間を活用し、
自分のペースで確実にステップを
進めていくことがです。
仕事との両立を図りながら
計画的な学習が不可欠です。
「働きながら介護福祉士に
合格する勉強計画の立て方」を
知っておくことで
勉強と仕事の両立のハードルが
下がりますよね。
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