これは本当に必要?職場でのおかしな業務

その他

職場での業務において、
「これって本当に必要?」
「もっといい方法があるのでは?」
と思う業務ってありませんか?
本来、業務を円滑にするための
取り組みが本来の目的とは違うことって
ありますよね。

今回は実際に介護だけでなく、
いろいろな職場で使われている、
社内コミュニケーションのツール
「サンクスカード」でよく行われている
間違った活用方法と
その解決策や改善方法についてご紹介します。

サンクスカードのコミュニケーションのツールとしての活用方法が間違っている

サンクスカードとは

上手く活用ができれば、
以上のようなメリットがありますが、
デメリットもあります。

本来、
仕事の中で気づいたことや
感謝の気持ちを
専用のツールやカードに
書いて送りあい、
社内のコミュニケーションの
活性化や従業員の
モチベーションアップなどを
目的として行うためのツール
です。


私の職場では、
サンクスカードのノルマ設定に
関する課題が浮き彫りになっています。
また、書いた枚数ごとに
ランキング形式で定期的に張り出され
内容よりも書く枚数が重視されるような
仕組みになっています。


本来、従業員のモチベーションや
業務効率にいい影響を与えるはずのツールが
逆に悪影響を与えている可能性があります。

本記事では、
これらの課題に焦点を当て、
解決策や改善方法を提案します。

解決策

サンクスカードの本来の目的を明確にし共有する


ノルマを設け数をこなすことを
目的とするのではなく、
本来のサンクスカードの目的を
明確にし社内全体で共通の認識をもつことで、
従業員がツールを最大限に活用できるように
サポートします。

社内コミュニケーションツールの情報の共有方法を考え直す


社内コミュニケーションツールの
本来の目的を理解したら
情報の共有の仕方について
考え直す必要があります。

サンクスカードのノルマが<br>モチベーション維持の妨げになっている?

課題の指摘

そもそもサンクスカードのノルマ設定が
従業員のモチベーションに悪影響を与えている可能性があります。
月に○○枚など枚数のノルマがあることは、
この分だけとにかく書かないといけないと
義務感が生まれ、
業務において無理なく
感謝を表すことが難しくなり
逆にストレスの原因となっている
かもしれません。

解決策

とはいえ、
サンクスカードを盛り上げるために
ノルマを設定したほうが
みんなに参加してもらえるのも事実です。
そのような場合は
以下のような方法で
ノルマを設定するといいでしょう。

柔軟なノルマ設定

サンクスカードを盛り上げるために
ノルマを設定するのであれば、
「みんなで100枚を目標」や「1日1枚」など
ノルマの枚数や期限を柔軟に設定し、
ハードルを下げて
従業員が業務に集中できるようにします。

個々の業務状況や能力に合わせて
調整可能なシステムを導入します。

サポート体制の強化

1枚しか書けなかった場合でも、
その内容に対して上司や同僚が
評価することが大切です。
大切なのは量より質。
書かれている内容です。
書いたことに対して評価することで
次につなげようという成長の機会と捉える
モチベーションアップにもつながります。

サンクスカードの活用方法で業務効率やモチベーションがアップする方法

提案

具体的なフィードバック

サンクスカードに具体的な感謝の言葉を添え、
従業員が自身の業績を振り返りやすくします。

目標と連動

サンクスカードの活用を
従業員の目標と連動させ、
達成感やモチベーションの向上につなげます。

サンクスカード以外の社内コミュニケーションをとる方法

サンクスカード以外にも
社内コミュニケーションを
図る方法はいくつもあります。

提案

オフラインイベントの開催

サンクスカード以外の手段として、
オフラインでの飲み会や
社内イベントの開催など
ワークショップを定期的に
開催することで
職場のコミュニケーションをとる
機会も増え、
業務改善やモチベーションアップにも
つながります。

朝礼や終礼で口頭で報告する

これはサンクスカードの内容を
記入して渡すのではなく、
口頭でみんなの前で伝えることで
その場で共有と感謝された従業員の
モチベーションもアップするでしょう。

メンターシステムの構築

上司と部下、
あるいは経験豊富な従業員と新人を
結びつける
メンターシステムを構築し、
知識や経験の共有を促進します。
細かい情報共有することで
社内コミュニケーションもアップします。

サンクスカードの本来の目的を上司との共通の認識を持つ

サンクスカードの本来の目的は、
社内コミュニケーションの
ツールとしての役割と
モチベーションをアップする
ということが
上司を含む従業員全員で
共有するべきであります。
そのための方法として
以下のような方法があります。

提案

社内コミュニケーションの勉強会の開催:

上司と従業員が
参加するワークショップを開催し、
お互いの意見を交換する場を設けます。
サンクスカードの本来の目的や
期待値について共通の理解を
深めることができます。

フィードバックループの構築

定期的なフィードバックループを導入し、
上司と従業員が
サンクスカードの利用に関する意見を
共有できる仕組みを構築します。

まとめ

社内コミュニケーションのツールの活用方法や
サンクスカードのノルマ設定において、
従業員のモチベーションや
業務効率に悪影響を及ぼす可能性があります。
柔軟なアプローチや新たな手段の導入により、
より効果的な社内コミュニケーションと

モチベーションの向上を
実現することが求められます。

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