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介護の手袋はいつ替える?外した後の手指衛生と場面別の確認

蒼が洗面台のそばで、手袋を外した後の手指衛生を案内するイラスト

おむつ交換の途中で物品が足りなくなったとき、手袋を着けたまま棚を開けてよいか迷うことがあります。介護で使い捨て手袋を替える目安は、利用者さんが替わるときと、汚れた作業から清潔な作業へ移るときです。手袋を外したら手指衛生を行い、次のケアで必要なら新しい手袋を着けます。

介護の手袋を替える場面

血液や体液、排泄物、嘔吐物などに触れる可能性があるときは、手袋を着けます。ケア中に手袋の表面に汚れがつくと、そのまま触れた物にも汚れが移るおそれがあります。表面に汚れが見えなくても、作業の区切りで判断しましょう。

別の利用者さんのケアに移るとき

一人の排泄介助が終わったら、使った手袋を外して手指衛生を行います。次の利用者さんにも手袋が必要なら、その方のケアを始める前に新しいものを着けます。次の部屋への移動中も同じ手袋を着け続けると、ドアノブなどを汚すおそれがあります。

同じ利用者さんでも、汚れた作業から清潔な作業に移るとき

たとえば、排泄物で汚れた部分を拭いたあとに清潔な物品を扱うときは、汚れた手袋を外し、手指衛生を行います。そのあとも手袋が必要な作業が続くなら、新しいものを着けます。同じ方の介助中でも、次に何に触れるかを考えると交換のタイミングが分かります。

清掃を中断して、利用者さんのケアに移るとき

テーブルを拭いている途中でトイレへの付き添いを頼まれたら、清掃に使った手袋を外し、手指衛生を行ってから利用者さんのもとへ向かいます。足りない物品を棚から出すときも、使用済みの手袋で引き出しや予備の箱に触れないようにします。

蒼が石けんと流水で手を洗っているイラスト
手袋を外した後は、液体石けんと流水で手を洗います。

手袋を外したら、その場で手指衛生

手袋は外側の汚れに素手で触れないように外し、職場で決めた方法で廃棄します。厚生労働省の介護現場向けの手引きでは、手袋を外したときは原則として液体石けんと流水で手を洗うよう示しています。手に目に見える汚れがある場合や、排泄介助後に食事介助に移る場合は、石けんと流水で洗いましょう。感染症に応じた手順がある場合は、職場の指示も確認します。

手を洗うときは、指先、指の間、親指の周りなども洗います。手袋を外してから次の物品や共用部分に触れるまでの間に手指衛生を済ませると、清潔な作業への切り替えがはっきりします。

蒼が棚にある清潔な手袋の箱を指さしているイラスト
ケアを始める前に、交換用の手袋の場所を確認します。

ケアを始める前に、交換できる準備をする

排泄介助を始める前に、必要な清潔物品、交換用の手袋、使用済みの物を捨てる場所、手洗いに使う設備を確認しておきます。介助の途中で物が足りなくなったときに備え、予備がどこにあるかも共有しておくと探す手間を減らせます。

新人が迷いやすい場面は、実際の動線に沿って先輩と確認してみましょう。「使用済みの手袋をどこで外すか」「外したあと、どこで手を洗うか」の二つを先に確かめると、作業を切り替えやすくなります。

清潔な物品や予備の場所をチームでそろえる方法は、こちらの記事で紹介しています。介護用品が見つからないときに|置き場所をチームで見直す4つの手順

まとめ

利用者さんが替わるときや、汚れた作業から清潔な作業へ移るときは、使った手袋を外して手指衛生を行います。次のケアで必要な場合は、新しい手袋を着けます。介助前に物品と手洗いの場所を確認しておくと、忙しい場面でも手順を守りやすくなります。

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参考資料

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