介護福祉士を目指している方。夜勤明けや休日に介護福祉士試験の過去問を解いて、丸つけまで済ませたものの、「次は何を復習しよう」とノートを閉じてしまうことはありませんか。復習を始めるときは、間違えた問題に加えて、正解したけれど理由を説明できない問題にも印をつけておくと、次に開くページを選びやすくなります。
ここでは、公式の過去問を使って、解く、迷った理由を残す、解き直すという流れを紹介します。ノートの書き方や回数は、仕事の合間にも取り組めるように考えた一例です。
問題と正答一覧は同じ回のものを開く
社会福祉振興・試験センターのページには、介護福祉士国家試験の問題と、回ごとの正答一覧が掲載されています。まず解きたい回と科目を選び、正答一覧の回が一致しているか確かめます。問題番号だけでは、あとで違う回の問題と取り違えることがあるので、ノートには回と科目も書いておきましょう。試験センターの過去の試験問題
最初から全科目を一度に解く時間が取れなければ、一科目の数問から始めます。答えを選んだら、確信が持てなかった問題に印をつけておくと、丸つけのあとも振り返りしやすくなります。

迷った理由を一行で残す
間違いを全部同じ色で囲むと、どこから手をつけるか迷うことがあります。理由を短く書いて、次にやることを決めてみましょう。
- 用語を説明できなかった → テキストで意味を確かめ、似た用語との違いを一言で書く。
- 問題文の条件を読み落とした → 「最初に」など、自分が見落とした言葉に印をつける。
- 二つの選択肢で迷った → 問題文のどの条件が、選択肢を分ける手がかりだったか考える。
たとえば「順番を聞かれていたのに、適切そうな行動を先に選んだ」と書いておくと、次に同じ問題を見たとき、選択肢を読む前に何を問われているか確かめることができます。これは復習メモの架空の例です。
調べる範囲を絞って、次の一問につなげる
知らない用語が出るたびに科目の最初から読み直すと、短い勉強時間が調べものだけで終わることがあります。まずは問題に関係する項目を開き、何を理解できればこの問題を説明できるかを考えましょう。
項目の見当がつかなければ、試験センターの科目別出題基準から関係する見出しを探します。試験センターは、出題基準を標準的な範囲の例示と説明しています。古い問題で制度を扱う場合は、当時の正答を確認したうえで、今の制度を行政などの公式資料で確かめましょう。試験センターの出題基準

答えを隠して、理由から解き直す
次の勉強時間には、印をつけた問題から数問を選び、正答一覧や自分のメモを閉じて解き直します。番号が思い浮かんだら、選んだ理由も口に出すか、一文で書きます。選択肢を覚えていた場合でも、問題文のどの条件を使ったか確かめることができます。
たとえば、復習メモの見出しを「回・科目・問題番号/迷った理由/次に見る箇所」にしておけば、勉強時間が短い日も、前回の続きに戻ることができます。解き直しても迷う問題には印を残し、理由まで説明できた問題はチェックをつけます。
まとまった時間が取れない日の使い方
今日は三問解く、次は一問分の理由を調べる、休日は印のついた問題を解き直す。こうして作業を分けておけば、短い時間にも取り組む内容を選べます。時間の取り方から考えたい方は、こちらも参考にしてください。働きながら介護福祉士に合格する勉強計画の立て方
まとめ
公式の問題と同じ回の正答一覧を開き、間違えた問題と自信のなかった問題に印をつけます。迷った理由を一行残したら、次の勉強時間に答えを隠して解き直しましょう。まず一問、選んだ理由を自分の言葉で説明するところから始められます。
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